《まずは数値で考える》定量と定性で考える大切さ【バランスが大事】

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20250417_サムネイル 【自己投資】

おはようございます!ミヤビです(^^)

今日は「定量と定性で考える大切さ」について書いていきます。

どちらも大切な考え方で、毎日仕事や人生に必要な考え方だな、と改めて感じたので言語化していきます。

どちらも大事な「定量と定性」

この話を書こうと思ったきっかけは、先日久しぶりに電話で母親と話していて、「ぜんぜん定量的じゃないなぁ」と感じたからです。

この話は後述します。

皆さまはビジネスや日常生活の中で、「定量」と「定性」という言葉を耳にしたことはありませんか?

ボクは以前に勉強したことはありますが、今でも考え方がしっかり身についているとは言えないです。
学生時代や社会人になりたての頃は、そんな言葉すら正直言って知らなかったです。

物事を正しく理解し、的確に判断するために欠かせない考え方ですね。

しかし、どちらか一方に偏ってしまうと、判断を誤ったり、大切な本質を見落としてしまうこともあるので、定量も定性もどちらも大事だと思います。

この記事では、定量的思考と定性的思考の違いと活用法を、具体例を交えてわかりやすく解説します。

「定量」と「定性」とは?

それでは、定量と定性とは何なのか?について考えていきます。

定量的な考え方とは?

定量的とは、数字やデータをもとに物事を捉える方法です。

  • 売上額
  • 客数
  • アクセス数
  • クリック率
  • アンケートの点数

例えば、上記のような数値で表現できる情報が対象です。

ボクは販売や営業の経験が長かったので、売上や客数はパッと思いついちゃいがちですね。

▶ 例:月間のアクセス数が「3万件から5万件に増えた」といった変化は、定量的に把握された成果です。

定性的な考え方とは?

定性的とは、「感情や印象、背景など、数字では表しにくい情報を扱う方法」です。

  • ユーザーの生の声
  • 顧客の不満や満足感
  • 社員のやる気やストレス

などなど、人の「気持ち」や「意図」に関わるものです。

▶ 例:「この商品は使いやすくて、おしゃれ」という感想は、定性的な情報ですね。

定量的な思考のメリットと注意点

定量的な思考のメリットと注意点を簡潔に考えてみます。

メリット

  • 誰が見ても同じ結果になる(客観性)
  • 過去や他社との比較がしやすい
  • 数値で目標を設定・評価できる(KPI管理など)

注意点

  • 数字に表れない大事な要素(顧客の不満や離脱理由など)を見落とすことがある
  • 数字ばかり追ってしまい、本来の目的を見失う可能性がある

定性的な思考のメリットと注意点

定性的な思考のメリットと注意点についても、同じく簡潔に考えてみましょう。

メリット

  • 人の感情や背景まで掘り下げられる
  • 新しい発見やアイデアにつながりやすい

注意点

  • 人によって解釈が変わるため、主観的になりやすい
  • 再現性に乏しい(同じ条件でも結果が変わることがある)

定量と定性、どう使い分ける?

定量と定性について、それぞれ見てきましたが、どちらか一方だけでは不十分です。

大事なのは「使い分け」よりも「組み合わせること」だと思います。

Webサービスの改善の場合

  1. 定量的な分析 → 「離脱率が高いページ」をデータで特定
  2. 定性的な調査 → なぜユーザーが離脱するのか、インタビューやヒアリングで探る
  3. 定量で再確認 → 改善後の数字(滞在時間やCVR)をチェック

このように、「定量→定性→定量」のサイクルで考えると、改善の精度がぐっと上がります。

ブログ運営の場合

ボクのこのブログでも分析が必要だと考えていて、定量的な観点は目標と分析をしています。

ぜんぜんまだまだですが、定量的な目標です。

  • 1ヶ月間は毎日1記事投稿
  • 月間30,000PV
  • クリック率CTR1~2%

ブログの分析については今回の主題じゃないので、また別の機会にでも触れますね。

定量的な分析や振り返りはしやすいですが、あまり見られていない現在は定性的な観点がないなぁ、と課題に感じています。

もしもボクのブログを見てご意見などあれば、忌憚のないご意見いただけますと大変ありがたいです。

日常生活でも使える「定量×定性」

定量と定性の考え方は、仕事だけでなく日常でも役立ちますね。

家計管理

  • 定量:月の支出を数字で把握
  • 定性:なぜ出費が増えたのか、気分や生活スタイルを振り返る

健康管理

  • 定量:体重や歩数を記録
  • 定性:その日の体調や気分を日記に記す

これはボクが実際にやっていることです。

家計管理は目に見えてお金が残ったなぁ、少ないなぁとか分かりますね。

日記も10年以上、毎日記録しています。

数字だけでなく「気持ち」や「背景」もセットで見ることで、より深く自分の状態を理解できます。

バランスが大事!

定量と定性、どちらが優れているということではありません。

大切なのは、どちらもバランスよく使いこなすこと

  • 数字に強い人 → 感情や背景を意識してみる
  • 感覚派の人 → データに基づく判断を学んでみる

チームで考えるときも、定量派と定性派がタッグを組むことで、よりよいアイデアや判断が生まれるでしょう。

個人の見解ですが、定量で考える人は定性を軽んじがちだし、定性で考える人は定量を見ていない事が多いな、という印象です。

定性的な母親の話

冒頭、少し書きましたが、今回の話のきっかけになった件です。

ボクは岡山県の玉野市という街の生まれです。

母親曰く、近年は玉野市には若い人がたくさん入ってきて、財政的に潤っている、とのことでした。

1年に1~2回くらいしか帰郷しないボクですが、そのたまの帰郷でもそんなに栄えているのかなぁ??と少し疑問には思っていました。

そこでAIで少し調べてみました。

岡山県玉野市の財政状況分析

玉野市の財政状況は、近年の予算編成や決算報告から以下のように分析できます。

歳入・歳出の状況

  • 2025年度一般会計予算は、前年度比15.6%増の308億3600万円で、初めて300億円を超える規模となりました。
  • 2024年度決算では、歳入が278億4100万円、歳出が259億7700万円となり、歳入・歳出差額から翌年度への繰越財源を除いた実質収支額は18億6391万円の黒字でしたが、単年度収支額は約5億9913万円の赤字でした。
  • 市税収入では固定資産税が増加した一方で、個人住民税や法人市民税が減少し、市税全体で1億5800万円の減収となっています。

基金残高と財政調整

  • 玉野市の「財政調整基金」は、新型コロナ禍による歳出抑制などの影響で2021~2024年度の4年間で約2倍に増加し、2024年度時点で約80億円に達しています。
    この額は市の標準財政規模(20%を目安)の約45%に相当します。
  • こうした積立金の増加は、市が将来の財政構造健全化を目指していることを示しています。

主な事業への投資

玉野市では、大型事業への積極的な投資が行われています。

  • 庁舎建て替え事業:2026年完成予定で総事業費74億円。
    2025年度には34億3353万円が計上されています。
  • ごみ処理施設:岡山市との共同整備で効率化を図り、中継施設建設に9億3200万円を計上。
  • 観光振興:瀬戸内国際芸術祭に合わせた循環バス運行などで4100万円を計上。

課題と展望

  • 市税収入減少や法人市民税関連地方交付税の減額措置により、経常一般財源の減少が予測されており、中長期的な財政運営には課題があります。
  • 一方で、「第8次玉野市行財政改革大綱」に基づく効率的な運営や公共施設整備基金への積立など、持続可能なまちづくりを推進しています。

結論

玉野市は、大型事業への投資と財政健全化を両立させる努力を続けています。

歳入減少という課題はあるものの、基金残高の増加や効率的な運営方針により、中長期的な財政安定化を目指している状況です。

Perplexity の Eliot より

AIを盲信はしませんが、ここだけ見ると特別潤っているようにはボクは感じないですね。

この後人口の推移についても聞いてみましたが、人口は減少しているし、今後も減少予測と出ました。

う〜ん、定量的に見るとやはり地方の暮らしはそんなに明るい様に感じませんがいかがでしょうか??

地方暮らしについては、個人的に思うことがあるので何処か別の記事で考察したいと思います。

母親を責める気はありませんが、感覚=定性だけで話していると、少し正確ではないことを言っているんだな、という気がしました。

まとめ

今回は定量と定性について書いてきました。

  • 定量的思考は「数字やデータ」で物事を分析する方法。客観的で比較・評価に強いが、数字に現れない要素を見落としやすい。
  • 定性的思考は「感情や印象、背景」を読み取る方法。気づきやアイデアにつながるが、主観的になりがちで再現性が乏しい。
  • どちらか一方だけでは不十分。重要なのは、定量と定性をバランスよく組み合わせること
  • たとえば、Webサービスの改善では「定量で現状を把握 → 定性で理由を掘る → 再び定量で成果確認」というサイクルが効果的。
  • ブログ運営でも、PVやCTRなどの数値だけでなく、「読者の声」や「感想」なども分析に活かすとより良い改善ができる。
  • 日常生活でも、家計や健康の管理において「数字+気持ち」の両面で振り返ると自分の状態を深く理解できる。
  • 定性的な意見(例:母親の話)は大切だが、事実を裏付ける定量的な視点を持つことで、より的確な判断ができる。
  • 自分の得意・不得意を把握しつつ、「定量×定性」の両輪で物事を見ていこう。

時代が変われど役立つ、有効なフレームワークの一つだと思います。

具体的なアクションプランとして、次に何かを判断する時は、こう問いかけてみましょう。

「これは数字で判断できること?それとも、人の気持ちや背景を考えるべき?」

このワンステップが、あなたの思考の幅を広げてくれます。

ボク自身も忘れないように気をつけて、実践していきます。

今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。

より良い人生にしていきましょう\(^o^)/

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