《その気持ち何%?》感情のグラデーションと向き合う【白黒つけない生き方】

スポンサーリンク
《その気持ち何%?》感情のグラデーションと向き合う【白黒つけない生き方】のブログ記事のサムネイル 【人生論】

おはようございます!ミヤビです(^^)

今日は「人間の感情や心は0か100では表せない」というテーマで、ゆっくり語っていこうと思います。
これは日々の人間関係や、自分の気持ちと向き合う中で、ボクがよく感じていることのひとつです。

たとえば「好き」「嫌い」「楽しい」「悲しい」っていう感情って、言葉にするとシンプルですが、実際にはもっと複雑で、グラデーションのようにじわじわと混じり合っていることが多いんですよね。

いつの頃からか、ボクは「その気持何%??」とか「何%くらいはこう思っている」という表現を使うようになっていました。

そんな話を少し掘り下げていきます。

感情はグラデーションでできている

ボクたちはつい、何かを「白か黒か」で判断しがちです。

  • 「この人が好きか、嫌いか」
  • 「この仕事が楽しいか、つまらないか」
  • 「やる気があるのか、ないのか」

こういうこと、ありますよね??
でも、実際にはそう簡単には割り切れないことばかり。

「好きだけど一緒にいると疲れる」とか、「やりがいは感じるけど、将来が不安」とか。
「やる気がゼロなわけじゃないけど、なんとなく動けない」ということ、あると思うんです。

これってまさに、感情が”30%”とか”50%”とか、曖昧な濃度で存在しているってことなんですよね。
これをボクは「感情にはグラデーションがある」と表現しています。

「30%の気持ち」って悪いこと?

ボク自身、「やる気が100%じゃないなら意味がない」みたいな極端なゼロ100思考を持っていました。
今でもその気質はあると思います。

でもある時、ふと「たった30%のやる気でも、ちょっとだけ行動に移せたら十分じゃないか?」と思ったんです。

  • いつもよりも早起きできた。
  • 机に向かうことができた。
  • ブログを一行だけ書けた。
  • SNSを更新した。

それでいいじゃないかと。

100を目指してゼロのまま何もしないより、30でも50でも、今できるぶんだけでも行動することの方が、よっぽど価値がある。

感情や気持ちって、いつも全開でなくてもいいんですよね。

心の言葉には余白がある

「まあまあ嬉しかった」とか、「ちょっとだけイライラした」って言葉、意外と使いませんか?

この“ちょっとだけ”とか“まあまあ”っていう表現こそが、感情のグラデーションをうまく表現してくれているとボクは思います。

人間の心には余白がある。
白でも黒でもない、そのあいだにある“グレー”や“くすんだ色”が、人間らしさをつくっている。

もし自分の気持ちに「なんかモヤモヤするな」「言葉にしづらいな」と思ったら、それは自分の心がちゃんと細かく感じ取っている証拠です。

メッチャ余談ですが、ロックバンドのGLAYが好きなボクは昔よくこう言っていました。

「オレは白黒ハッキリしているぜ!GLAYが好きだけどな!」

こんなこと言うくらいには、白黒ハッキリした、0か100かの思考しかなかったな、と思います(笑)

白黒ハッキリしたゼロ100思考だった過去の自分がいる。

他人にも、自分にも0か100を求めない

他人の行動や言葉に対して「はっきりしてよ!」って思うこと、ありますよね。
でも、相手の気持ちだってグラデーションなんです。

  • 「好きだけど、今は距離をとりたい」
  • 「応援してるけど、不安もある」
  • 「一緒にいたいけど、自分の時間もほしい」

そういう“あいまい”な気持ちって、実はすごく人間らしいんですよね。
それを「どっちなの?」って迫ってしまうと、相手の本音はますます見えなくなってしまう。

相手にもハッキリと答えがなかったりするわけですからね。

そして、自分自身に対しても「やる気があるのか?ないのか?」「本気なのか?違うのか?」と詰め寄ってしまうと、どんどん苦しくなってしまう。

「中途半端」は、悪じゃない

ボクは最近、「中途半端」って、むしろリアルな姿なんじゃないかと思っています。
完璧じゃなくてもいい。
揺れていてもいい。 迷いながらでもいい。

むしろ、そういう“まだ決めきれていない状態”にこそ、今の自分のリアルな気持ちがある。

ブログを書いていても、「なんかこのテーマ、しっくりこないな」とか、「書きたいけどまとまらないな」と感じる日がよくあります。
というか毎日です。

でも、それでも書いてみる。
30%の熱量で始めて、書きながら50%になり、気づけば80%になっていたりする。

この“動きながら気持ちが育つ”というプロセスこそ、人生の醍醐味なんじゃないかと思うんです。

まとめ

今日は「人間の感情や心は0か100では表せない」というテーマで書いてきました。

  • 感情は「白か黒」ではなく、グラデーションのように混ざり合っている
  • 「30%の気持ち」でも、行動に移せれば十分に価値がある
  • 心には“まあまあ”“ちょっとだけ”といった余白がある
  • 他人の曖昧さも、自分の曖昧さも受け止めてあげることが大切
  • 「中途半端」こそが、むしろリアルで人間らしい
  • 気持ちは動きながら育っていくもの
  • 完璧じゃなくていい。今ある気持ちで、まずは動いてみよう

こんな感じですかね。

「白黒つける」ことに疲れている人がいたら、どうか力を抜いてください。
モヤモヤやグレーな気持ちは、何か大切なことに気づくための“途中経過”かもしれません。

そして、今のあなたがどんな気持ちでも、それはまぎれもなく「あなた自身のリアル」です。

繰り返しですがボク自身も「こうあるべき」とか0か100かみたいな極端な思考でした。
「思考の潔癖症」とも言えますが、それだけじゃ疲れちゃいますよね。

心の余白を持ち、感情にはグラデーションがあると思って気楽にやっていきましょう。

今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。

より良い人生にしていきましょう\(^o^)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました