おはようございます!ミヤビです(^^)
今日は「好きなことを仕事にするのではなく、仕事を好きになろう」という感じで書いていきます。
仕事だけじゃなくて、人間関係などすべてに通じる考え方だと思います。
「好きなことを仕事にしよう」ってよく聞きますよね。
でもボクは、最近こう思うようになりました。
「好きなことを仕事にするより、仕事を好きになれた方が強いんじゃないか?」って。
もちろん、最初から夢を持って、好きなことを職業にできるのは素晴らしいことです。
でも、人生ってそんなに一直線じゃないし、何より「好きなことが仕事になる=幸せ」とは限らない。
今回はそんなテーマで、ボク自身の経験も交えながら掘り下げてみたいと思います。
「やりたいことがない」という焦り
「やりたいことがない」というのは悪いことなんでしょうか。
就職活動の頃は迷ってばかりだった
20代の頃、「自分は何がしたいのか」「本当にやりたいことって何だろう」って、ずっと迷っていました。
過去に書いたことがありますが、お寺生まれでその道を進むもんだ、とばかり思っていたボクは人生の迷子になっていました。
「やりたいことを見つけないと幸せになれない」
そんなふうに思い込んでたんですね。
でも、今思えば、それってある意味「呪い」だったなって思います。
「好き」を仕事にする落とし穴
「好きを仕事にする」というと聞こえはいいですが、そこに落とし穴はないんでしょうか?
趣味だったものが、苦しみに変わるとき
仮に、好きなことを仕事にできたとします。
でも、それが「売上」や「納期」といった制約を伴うと、一気にプレッシャーがのしかかります。
ボク自身、専門学校時代にマンガ家になりたいな、と漠然と夢を持ってマンガを描いていました。
デザイナーになりたいとか音楽で食べていく、とかそういうクリエイティヴな仕事を夢見て勉強している学生が周りにたくさんいました。
しかし、実際にはそんなに甘くなくって、その道に進む人は卒業生の10%もいなかったです。
最初はその道で仕事に就いても、数年後には「描くのがしんどい」「納期に追われて楽しめない」となって、結局別の仕事に転職する人もよく聞きました。
好きなことは、好きなまま取っておくというのも、一つの選択肢なんですよね。

「仕事を好きになる」という考え方
最近のボクはこの考え方、マインドを持って物事に取り組んでいます。
好きだから続くんじゃない。続けるから好きになる
最初は「なんとなく選んだ」仕事でも、
続けていくうちに「得意になって」「やりがいを感じて」「好きになっていく」ことってあります。
これはボク自身が実感したことでもあります。
大きく2つあります。
- やりたくてやっていたわけじゃない接客業だったけど、気づけば人と話すのが好きで他者貢献したくなっていた
- 人事の仕事をしていて向いていないと思っていたが、やっていく内にやりがいが芽生えてきた
ボクはもともと接客という仕事は好きではありませんでした。
やりたいからやる、ではなくてできるからやる、みたいな感じでした。
ただ、やっていく内に、人と話すのって楽しいなぁ、とか人からありがとうと言われるのは何にも代えがたい報酬だなぁ、と思うようになりました。
今は人事という事務系の仕事をしていて、最初は「地味だな」と正直思っていました。
自分には向いてないな〜、とも思っていました(これは今でも思っています)。
でも、丁寧にデータを整えたり仕事をしていると、それを上司やチームに感謝されたりすると、少しずつ誇りと愛着が芽生えてきました。
「自分が関わることで、誰かが助かっている」
この感覚が、仕事を好きになる一歩目だったんですよね。
「続けた先にしか見えない景色」ってのは、確かにあると思います。
小さな楽しさを見つける習慣
人生、目を向ける先を変えると楽しい気づきはたくさんあるものです。
どんな仕事にも「推しポイント」がある
たとえば接客の仕事でも、「お客さんが笑顔で帰ってくれると嬉しい」
「リピーターさんが顔を覚えてくれた」といった、小さな“ご褒美”があります。
それを「仕事の中にある宝物」として見つけていくと、
不思議と「やっててよかったな」と思える瞬間が増えてきます。
好きになるというのは、「発見する力」なんです。
人間関係も、実は同じ
最初から気が合う人なんて、ほとんどいない
これは人間関係にもよく似ていると思います。
たとえば、最初から波長がピッタリの人なんて、なかなかいませんよね。
一緒に過ごす中で、お互いの違いを知って、少しずつ「理解しよう」「歩み寄ろう」とする。
そのプロセスの中で、「あ、この人といて楽しいな」と思えるようになる。
仕事も、人も、「自分がどう接するか」で変わるんです。
ちょっと話が逸れるかもしれませんが、恋愛や結婚ってそれを象徴している気がします。
まぁ個人的には結婚は「カネ」だと思ってますけど(笑)
仕事も人間関係も、好きであろうとする努力や姿勢、マインドが大事なんじゃないですかね。

苦手な人を避けるだけでは、関係は育たない
人間関係で「この人苦手だな」と思ったとき、すぐに距離を取るのはラクかもしれません。
もちろん、嫌な人と無理に付き合う必要はないです。
でも、あえて一歩踏み込んでみると、
「実はその人、すごく面倒見がよかった」とか「違う視点を持ってて学べる」こともあるんです。
ボク自身、「合わないな」と思っていた会社の人と、一緒に働いていく内に信頼関係ができたことがあります。
それが、今でも人間関係に対する一つの自信になっています。
「好きなことを仕事にする」は最終形でもいい
目の前のヒト・コトを好きになるところからがスタート。
まずは「今の仕事と向き合うこと」から
もちろん、最終的に「本当に好きなことで生きていく」道もあります。
でも、それは「今の仕事での学びや経験」があってこそ見えてくるもの。
だからこそ、ボクは思います。
まずは、目の前の仕事を「どうやったら好きになれるか?」
を考えることから始めるのが、一番の近道だと。
こんな風に考えれば、人生が少し明るく前向きに捉えられる気がしています。
まとめ
今日は「好きなことを仕事にするのではなく、仕事を好きになろう」という感じで書いてきました。
- 「好きなことを仕事にする」は理想だけど、現実はそれだけじゃない
- 仕事は、最初は「なんとなく」でも続ける中で好きになれる
- 「得意になる→感謝される→やりがいを感じる」という循環が生まれる
- 小さな楽しさや“ご褒美”を見つける力が、仕事を好きになるコツ
- 人間関係も同じで、「自分の接し方」が関係性を育てていく
- 苦手な相手にも一歩踏み込んでみると、新たな発見があるかもしれない
- 「今の仕事をどう好きになるか」を考える姿勢が、人生を前向きにする第一歩
こんな感じですかね。
人生って、「全部が理想通りになる」ことなんてほとんどありません。
目の前のことを受け入れ、工夫して、味わっていく力。
「どうせやるなら楽しもう」というマインド。
これがあると、仕事だけじゃなく、人間関係も、日常も、きっともっと明るくなる。
「好きなことを仕事にする」のではなく、「仕事を好きになれる自分」になれるように。
そんな感じでボクは、今日も一歩ずつ進んでいきます。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。
より良い人生にしていきましょう\(^o^)/
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