《見えないものに輪郭を与える》言語化とはなんなのか?言語化するを考える【想いを具現化する】

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20250501_サムネイル 【スキル×学び】

おはようございます!ミヤビです(^^)

もう5月突入ですね。

ゴールデンウイークの真っ只中で大型連休中という人も多いでしょうか。

ボクはカレンダー通りの感じで、合間に仕事しつつ、ブログを書いていきます。

いつからか無意識に使うようになった「言語化する」という言葉。

けっこう深いことなので、今回は「言語化するを考える」をテーマに言語化していきます(笑)

言語化とは?

言語化とは何なのでしょうか?

平たく言うと「言葉にする」とシンプルですが、もう少し解像度を上げてみます。

ボクなりに一言でいえば、言語化とは「見えないものに輪郭を与えること」です。

人間にはさまざまな感情があります。

怒り、悲しみ、喜び、不安。
心の中で渦巻くこれらの感情は、最初はただの”塊”として存在しています。

「なんだかイライラする」
「なんとなく不安だ」

この”なんだか”や”なんとなく”を、具体的な言葉に落とし込む。
それが言語化です。

たとえばイライラしている自分に対して、

  • 「期待していたのに裏切られたから」
  • 「自分がないがしろにされたように感じたから」

と、言葉にできたとき、初めて自分の本当の気持ちに気づくことができます。

言葉にすることで、心の中のモヤモヤに”輪郭”が生まれるんです。

想いが具現化する瞬間です。

そして輪郭ができると、その感情をどう扱うかも考えられるようになります。
言語化は、自分を理解し、前に進めるための第一歩なのだと思います。

言語化できないと、何が起こるのか?

言語化できないと、どうなるでしょうか。

  • 自分でも自分の気持ちがわからない
  • モヤモヤしたまま前に進めない
  • 他人に誤解される
  • 必要な行動を取れない

こういったことが起こります。

皆さんも思い当たること、あるんじゃないでしょうか??

特に、対人関係では影響が大きいですよね。

「なんか違うんだよなあ」
「別に怒ってないけど、なんかイライラする」

この”なんか”を言葉にできないと、相手に正しく伝わらず、すれ違いが生まれます。
また、自分自身に対しても、モヤモヤを抱えたままになり、無意識のストレスがたまっていきます。

言語化できない状態は、いわば霧の中を手探りで歩いているようなもの。
どこに向かえばいいかもわからないし、何に引っかかって転ぶかもわからない。

だからこそ、「言語化する」ことには大きな意味があるとボクは考えています。

言語化は、センスではなく「技術」

ここで大事なのは、言語化は「センス」ではないということです。
訓練すれば誰でも上達する「技術」だと、ボクは考えています。

最初はうまく言葉にならなくてもいいんです。
大切なのは、諦めずに「言葉にしてみよう」とすること、その姿勢です。

  • 今日、嬉しかったことを一つ言葉にする
  • イライラしたときに「なぜ?」を三回問いかけてみる
  • 文章にしてみる(完璧じゃなくていい)

こういう小さな積み重ねが、言語化の力を鍛えていきます。

ボクブログを書いていると、
「うまく言葉にできないなあ」
「なんか違うなあ」
「なんかしっくりこないなぁ」
と悩みます。

でも、そのプロセス自体がとても大事なのだと思っています。

言語化するを考えている時、脳のリソースをとても使っているので、疲れます。

言葉にできないもどかしさを抱えながら、それでも言葉にしようとする。
このプロセスが自らを成長させてくれると信じています。

言語化は「世界を広げる」手段でもある

言語化する力がつくと、もう一つ大きな変化が起こります。
それは、「世界が広がる」ということです。

解像度が上がる、とも言えます。

自分の気持ちを正確に言葉にできると、

  • 相手に伝えやすくなる
  • 理解者が増える
  • 新しいつながりが生まれる

こうした良い循環が生まれます。

たとえば、ただ「なんか不安」と言うだけでは相手もどうしていいかわからないです。

でも、「将来に対してこういう不安があって、それに対してこう感じている」と言語化できれば、具体的な対話ができます。

お金の話もそうです。

過去のボクは、漠然と「大金持ちになりてぇ〜!!」とか思ってました。
アホです(笑)
その結果、いつもお金の不安や不満を抱えていました。

大金持ちの定義は?
いつまでにいくら必要なの?

これらを言語化して、定期的に見直しすると、何かある程度お金の不安は解消された気がします。

言語化というよりは数値化の話だったかもしれませんね。

言語化することで、“自分だけの世界”だったものが、”誰かと共有できる世界”になる。
そこから、また新しい発見や気づきが生まれます。

言語化は、自分を理解するためだけのものではありません。
他者とつながり、世界を広げるための、大切な架け橋でもあるのです。

言語化を助ける3つのアクションプラン

最後に、私が実践している「言語化を助けるアクションプラン」を3つ紹介します。

1. 感情を分解する

一つの感情の中にも、実はいろんな感情が混ざっています。

「怒り」の奥に「悲しみ」や「寂しさ」が隠れていることもあります。
まずは感情を細かく分解してみることが大切です。

2. 比喩を使う

うまく言葉にできないときは、「たとえる」ことも有効です。

  • 「まるで霧の中を歩いているみたいだった」
  • 「心に小石が引っかかっているような違和感」
  • 「ゴールのないマラソンを走っているような感覚」

こんなふうに、イメージで伝えると、一気に言葉が広がることがあります。

3. 書き出してみる

個人的にオススメなのはメモ書きです。

頭の中だけで考えようとすると、なかなか言語化は進みません。
ノートでもスマホでもいいので、とにかく書き出してみる。

書きながら、自分の思考を客観的に見つめることができます。

ボクはA4用紙にメモ書きしたり、Notionでメモ書きしたり、毎日日記を書いたりしています。

このブログも言語化のアウトプットの一つの場ですね。

まとめ

今日は「言語化するを考える」というテーマで書いてきました。

  • 言語化とは、「見えないものに輪郭を与えること」
  • 言語化することで、自分の本当の気持ちに気づき、前に進める第一歩になる
  • 言語化できないと、モヤモヤしたまま誤解やストレスを生む
  • 言語化は「センス」ではなく「技術」、練習すれば誰でも上達できる
  • 言語化力が上がると、世界が広がり、人とのつながりも生まれる
  • 言語化を助ける3つのアクションプラン
    ① 感情を分解する
    ② 比喩を使う
    ③ 書き出してみる

こんな感じでしょうか。

言語化するというのは、単なるスキル以上に「自分を生きる力」だと、私は思います。

曖昧なままにしない。
モヤモヤをごまかさない。
自分の心に誠実であろうとする。

それが、言語化の本質ではないでしょうか。

もちろん、いつもうまくできるわけではありません。
それでも、言葉にしようとする努力は、確実に私たちの世界を広げてくれます。

これからも、私は言語化を大切にしていきたい。

過去にも書いたことがありますが、専門学校時代の、コピーライターの先生の言葉を記載しておきます。

「想いは言葉にしないと、想っていないのと一緒」

これが、言語化する本質だな、と思います。

言わなくても分かってよ!という気持ちも分かりますが、言わなきゃ分からないもんです。

これからも言語化することを実践していきます。

今回はここまで。
読んでいただき、ありがとうございました。

より良い人生にしていきましょう\(^o^)/


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