《ガバナンスとは?》企業運営の本質を考察【誠実たれ】

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20250407_サムネイル 【随想録】

おはようございます!ミヤビです(^^)

今日は「ガバナンスとは何なのか?」について書いていきます。

会社員として日々生活している僕ですが、ここ最近やたら「ガバナンス」という言葉を社内外で聞くようになりました。

思うこと色々あったので、個人の感想として言語化しておきます。

ガバナンスとは?

ガバナンスとは何なんでしょうか?

ガバナンス(Governance)とは、「統治」「支配」「管理」を意味する言葉で、組織や企業が健全な運営を行うために自ら構築する管理体制や仕組みを指します。
特にビジネスの場では、「コーポレートガバナンス(企業統治)」として、企業が透明性を確保し、ステークホルダー(利害関係者)との信頼関係を築くための取り組みを表します。

ガバナンスの役割

  • 不正や不祥事の防止: 組織内での不正行為や経営リスクを未然に防ぐ仕組みを整備します。
  • 透明性と信頼性の向上: 情報開示や意思決定のプロセスを明確化し、株主や顧客などからの信頼を得ることを目的とします。
  • 持続可能な成長の支援: 長期的な発展を目指し、適切な監視・評価体制を構築します。

コンプライアンスとの違い

ガバナンスと似た概念に「コンプライアンス」がありますが、両者には以下の違いがあります:

  • コンプライアンス: 法令や規則の遵守そのもの。
  • ガバナンス: 健全な経営を実現するための管理体制全般。

これらは相互に関連しており、ガバナンスが強化されることでコンプライアンスも適切に維持される仕組みが作られます。

具体例

企業におけるガバナンスの実践例としては、以下が挙げられます:

  • 内部統制システムの導入。
  • リスクマネジメント部門の設置。
  • 経営者による意思決定プロセスの監視と評価。

ガバナンスは企業だけでなく、政府、地域社会、ITシステムなど幅広い分野で適用される概念でもあります。

Perplexity の Eliot より

会社の規模や、働いている部署によって馴染がある言葉があったりなかったりでしょうか。

僕は内部統制システムとか、監査とかに関わる言葉は比較的身近にあります。

コンプライアンスとかもよく言われるし、定期的にコンプライアンス関連のテストや研修も受けるので身近に感じます。

一言でいうと、ガバナンスとは、「統治」や「管理」を意味し、組織が健全に運営されるための管理体制や仕組みのこと

ガバナンスが言われるようになった背景

なぜ最近、ガバナンスガバナンス、と言われるようになったんでしょうか?

え?言われるようになってない??(笑)

失礼しました。

僕が見ている情報源や、僕の会社ではすごい言っているなぁ、というだけかもしれませんね。
勉強しておくのは無駄にならないので進めていきます。

仮説ですが、2024年から最近まで、けっこう信じられないレベルの企業の不祥事が続いていたのが一つの原因な気がします。

特定の企業を批判する意図はありませんので、どこの誰が何をした?とかの具体は触れませんが。

個人的には、銀行や証券会社の不祥事はちょっと信じられないな、と感じています。

どこに信頼してお金を預けたり、資産運用したらいいんだい?って思っちゃいますね。

会社とはヒトである

さて、ガバナンスがどうとか騒ぐ人がいますが、僕が強く思うこと。

そもそもちゃんとしてくれ

もうこの一言に尽きますね。

僕が言うことじゃないかもしれませんが、不祥事が起こるっていうのは企業の文化や風土だと僕は思います。

一流の経営者の書籍や教材を学んでいて思いますし、会社員として複数の会社で働いた経験からも企業の文化や風土が絶対に関係あると思います。

会社とはヒトです

結局、今ガバナンスがどうとか騒ぐのも、一つの流行りに乗っかってるだけですよね??

これまでもたくさんそれっぽい言葉、特に意味も分かっていないような横文字はたくさん流行ってきたように思います。

コンプライアンスやら、ハラスメントやら、まぁとにかくいろいろある。

時代の変化が早くて、学ぶべきビジネススキルやフレームワークがたくさんできてきたのも分かるし、勉強は一生必要だと思います。

ただ、本質的には「誠実で、他者貢献できて公に尽くす企業経営をする」という観点が抜けているだけなんじゃないかなぁ、と思います。

この観点が経営陣にないから、組織の文化や風土にも悪影響がある。

その結果、不祥事が起こる。

ガバナンスがガバガバ(笑)だから不祥事が起こったんだ。

みたいなことになっているだけじゃないでしょうか。

よく誤解している人がいると思いますが、会社は株主のものではありません。

公(おおやけ)のものです。

公に尽くして貢献するから、報酬が発生する。

それがもともとの会社の成り立ちのはずだ、と僕は考えています。

程度問題とルールチェンジ

唐突な質問ですが、皆さんは飲酒運転しますか?
飲酒運転は良いことでしょうか?

当然ですが、飲酒運転は良くないことです。
絶対にしてはいけない、と僕は思います。

しかし、です。

ほんの2~30年前くらいは、けっこう普通に飲酒運転している大人って、いましたよね??

今でも海外では比較的、許されている国が多いと思います。

他にも、大麻って使っていいですかね?

本当に僕はこの領域は詳しくないので、医療用であっても理解が浅いですが、日本では禁止されています。
大麻も、海外では許容されていることが多いです。

飲酒運転したいなぁ、とか大麻使いたいなぁ、とかの話ではありません。

ここで言いたいのは2つです。

  • 何事も程度問題
  • ルールなんて場所によって違う、絶対はない

何事も程度問題の側面はある

飲酒運転に関しては、過去に悲惨な事故がたくさん起こりました。

今現在もあると思います。

事故にあった被害者や関係者はホントやりきれない気持ちだと思います。

そういう凄惨な事故が起こって、どんどん規制されていったわけです。

もしも、飲酒運転が原因で凄惨な事故が起こっていなければ、今でも飲酒運転をしている世界線はあったかもしれません。

何事も程度問題なんですよね。

飲みすぎて酩酊して、運転するべきじゃないのに運転して事故を起こしちゃう。
そういう人がいるから規制する。

人類の歴史はこれの繰り返しです。

何度でも言いますが、飲酒運転は絶対にいけないし、オススメもしないし、僕がしたいわけではありません。

ルールなんて場所によって違う、絶対はない

大麻の話も飲酒運転の話もそうですが、国や会社によってルールや価値観は違います。

2025年現在は正しい、とされていることが1年後の2026年に正しいかどうか?わかりません。

ちょっと話が逸れるかもしれませんが、僕はI-Phoneを使っています。
10~15年前はドコモのガラケーでした。

その頃にスマートフォンを使っている人はどれくらいいたんでしょうか?

2010年の日本におけるスマートフォンとガラケー(フィーチャーフォン)の使用率は以下の通りです。

  • スマートフォン使用率: 約4%。
  • ガラケー使用率: 約96%(スマートフォン以外の携帯電話として推定)。

これは一つのデータです。

2024年ではスマートフォンの使用率は97%位とのデータがあります。

もう完全に逆転していますよね??

想像してほしいんですが、2010年にスマートフォンを使っていた人は、どんな目で見られていたんでしょう?

今では考えられないですが、僕個人は「スマートフォンってちょっと怪しくない?」と正直思っていました。

それくらい、価値観は変わっていくし、多数派の意見になっていくとあたかもそれが正しいことのようになっていくのが世の中の常だと思います。

ファッション的なガバナンスをやめよ

後半、ちょっと話が逸れた感じもしますが、程度問題と価値観やルールの変化は絶対にあります。

同じことをまた言います。

今「ガバナンスがガバナンスが」と言っている大人たちに僕は言いたいです。

そもそもちゃんとすることですよ?

ファッションのトレンドのようにガバナンスを追いかけるのではなく、一企業、一個人としてガバナンスを整えて向き合っていきたいと思っています。

本質的に誠実な姿勢がないから、テクノロジーが発達した現在、思わぬ形で広がっていって人の目に触れているだけではないでしょうか。

まとめ

今回はガバナンスとは何なのか?について僕の考えを書いてきました。

  • ガバナンスとは?
    • 「統治」「支配」「管理」を意味する言葉で、組織が健全に運営されるための管理体制や仕組み。
    • 企業では「コーポレートガバナンス」として、不正防止や透明性向上のために用いられる。
  • ガバナンスの役割
    • 不正や不祥事の防止
    • 透明性と信頼性の向上
    • 持続可能な成長の支援
  • コンプライアンスとの違い
    • コンプライアンス:法令や規則の遵守そのもの
    • ガバナンス:健全な経営を実現するための管理体制全般
  • ガバナンスが注目される理由
    • 近年、企業の不祥事が相次いで発生し、透明性や管理体制の強化が求められている。
    • 企業の文化や風土がガバナンスの強さに影響を与える。
  • ガバナンスの本質とは?
    • 形式的なルールではなく、誠実な企業経営と組織文化が重要。
    • 企業は株主だけのものではなく、公(おおやけ)のものとして社会に貢献する必要がある。
  • ルールと価値観の変化
    • ルールは時代や場所によって変化する(例:飲酒運転の規制、大麻の合法化、スマートフォンの普及)。
    • 何事も程度問題であり、絶対的な正解はない。
  • 本質的なガバナンスとは?
    • ファッションのように流行り言葉として使うのではなく、誠実な姿勢と行動が大切。
    • 企業や個人が本質的に「ちゃんとする」ことがガバナンスの根幹。
  • 結論
    • 形だけのガバナンスではなく、誠実な行動が最も重要。
    • 一企業、一個人として本質的なガバナンスを整え、向き合っていくことが大切。

こんな感じでしょうか。

企業でも個人でも、誠実な姿勢と行動が何よりも大前提であり、土台だと思います。

僕はそんな偉そうなことを言える人間ではありません。

過去にたくさんの過ちを犯したし、迷惑をかけた人もいます。

そういう人から見たら「は?お前が何言ってるの?」って感じる人もいると思います。

それでも僕は、心の底から誠実な姿勢で行動していこうと思っています。

皆さんはガバナンスについてどう感じて考えていますか?

ご意見など頂けますと幸いです。

今回はここまで。

より良い人生にしていきましょう\(^o^)/

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