おはようございます!ミヤビです(^^)
今日は「質を高めるには量をこなす」というテーマで考えて書いていきます。
時々書いているんですが、最近は「最短ルートで成功したい」とか「効率よく結果を出したい」という言葉を耳にすることが多くなりました。
いわゆるタイパやコスパを重視する風潮があり、個人的にはあまり好きではない考え方です。
たしかに、時間は有限です。
だからこそ無駄なく使いたいという気持ちはよく分かります。
けれど、その一方で思うのです。
人生において、本当に価値のあるものは「時間をかけること」でしか手に入らないのではないか。
そして、「質」を上げたいなら、まずは「量」をこなすしかないのではないかと。
「時間をかけること」「コツコツやること」「量と質の関係」について、ボク自身の体験や思考も交えながら、じっくりと綴ってみたいと思います。
コツコツやることの価値を、いつの間にか見失っていないか?
子どもの頃、教育熱心な母親や学校の先生に「毎日少しずつでも勉強しなさい」と言われた記憶があります。
割とコツコツやっていたはずのボクですが、大人になるにつれていつの間にか「楽して簡単に」のような一発逆転思考になっていった気がします。
社会に出てからというもの、スキルアップにしろ、仕事の信頼構築にしろ、「一発逆転」はありません。
結局のところ「コツコツとやる継続の力が大事だな」と最近はより強く思います。
このブログのように文章を書くこと。
最初は下手でも、とにかく書いていれば少しずつ上達していく。
毎日続けていると、ある日ふと、「あれ、前よりずっとまとまった文章が書けている」と思う瞬間がくるのです。
その感覚こそが、「時間をかけること」「コツコツやること」の最大の報酬です。

「質より量」は正しいのか?
「質より量」と聞くと、否定的に感じる人もいるかもしれません。
でもボクは、「質を上げるにはまず量をこなすしかない」と考えています。
なぜなら、質というのは“量の中にある失敗と試行錯誤”を通じてしか生まれないからです。
有名な話の一つに、「陶芸家に二つのグループを課題として出した実験」があります。
一方のグループには「とにかく数を作ること」、もう一方には「一つだけ完璧な作品を作ること」が求められました。
結果として、より質の高い作品を生み出したのは、“量を重視したグループ”だったそうです。
この話は、文章でも、営業でも、料理でも、どんな分野にも当てはまると思います。
ボクの失敗だらけの副業体験も「量」から始まった
ボクのブログ「ミヤビブリア」は、当初は副業の一環としてでした。
もともと、グルメブログをはてなブログで少し書いていました。
最初は読まれる記事なんて書ける自信もありませんでした。
WordPressの使い方さえままならず、アクセスもゼロ。
収益化もなかなかできず、今でも副業としては微妙だと思います(笑)
なんども止めては再開し、他の副業に手を出したりしています。
結果として他者貢献と、「書くこと」が好きで伝えたいことがある。
この気持ちでまたブログを書いています。
最初は下手でも、とにかく今は毎日ブログを書いています。
正直、あまり小難しい事は考えずに書いています。
累計で100記事以上は書いていますが、まだまだ文章が下手だなぁ、と思います。
最初の10記事なんて、今読み返すと恥ずかしいくらいですね。
でも、その10記事がなかったら、今の「ミヤビブリア」は存在していません。
まず一歩を始めて量をこなしていこう、とボク自身も思っています。
遠回りのようで、最短ルートなのかもしれない
効率を求める気持ちは分かります。
ボクも時には「もっと簡単にできたらいいのに」と思うことがあります。
けれど、振り返ると「時間をかけてコツコツやったこと」こそが、一番自分を成長させてくれたように思うのです。
ボクは定期的に運動をしていますが、筋トレもそうですね。
短期間で劇的に変わることはないけれど、3ヶ月、半年と続けることで体は確実に変わる。
英語もそう。最初は聞き取れなくても、毎日リスニングを続けることで少しずつ耳が慣れてくる。
つまり、「時間をかけること」は、遠回りのようでいて、実は最短ルートなのかもしれません。

人生を変えるのは、派手な決断ではなく“地味な継続”
SNSやメディアでは、「大きな決断」や「ドラスティックな変化」がもてはやされます。
会社を辞めてフリーランスになった人とか、投資で一発当てた人とか。
そういうキラキラした派手な人は目立ちますが、基本的に無視でいいと思います。
現実を変えていくのは、たいてい“地味な継続”です。
- 毎朝10分だけ読書する
- 週に1回だけでも日記を書く
- ブログを月に2本書いてみる
- 副業で小さな案件から始めてみる
こうした“小さな積み重ね”が、ある日突然、自分の景色を変えてくれるのです。
劇的ではないけれど、確実に人生を動かす力。
それが「コツコツの力」だと、ボクは信じています。
結局、「時間をかけたこと」だけが自分の血肉になる
人生は、短いようで長く、長いようで短いですね。
だからこそ、何に時間をかけるか、誰と時間を共有するかがとても大切になります。
そして、「これは自分の人生にとって意味がある」と思えるものには、迷わず時間を注いでいきたいですね。
- ブログを書くこと
- 読書や勉強をすること
- 誰かとの人間関係を育むこと
どれも「すぐに結果が出る」ものではありません。
でも、時間をかけた分だけ、自分の血肉になる。
逆に言えば、「時間をかけなかったこと」は、どこか薄っぺらく、風が吹けば飛んでいってしまうような気がします。
コツコツやる、の原点
偉そうに書いているボクですが、このコツコツやるという考え方の原点は20代の頃に読んだこちらの本がきっかけです。
時々ブログで紹介していますね。
自分の人生のバイブルです。
現実を直視して、一発逆転を狙わないでコツコツやっていこうと思います。
効率を無視しろ、ではない
ここまで、時間をかけることの大切さを書いてきました。
断っておきますが、ボクは効率を無視しろ、と言いたいわけではありません。
闇雲に量をこなせば質が高まる、というのはまた違います。
量をこなして質をあげる、のは基本ではありますが、戦略や効率を考えて積み上げる事が大事です。
「意識する」という言葉はあまり使わないですが、筋トレをする時でもこの部位に効かせる、とか意識してやるのと何も考えずにやるのでは結果が違います。
量をこなす際にもコツがある、ということですね。
まとめ
今日は質と量について考えて書いてきました。
- 「最短ルート」や「効率」だけを求めすぎると、大切なものを見失うことがある
- 人生において本当に価値あるものは、「時間をかけること」でしか得られない
- 「質を高めるには量をこなすこと」が必要。試行錯誤の中に成長のヒントがある
- 初めは下手でも、続けていれば必ず上達する。「継続」こそ最大の武器
- 成功や上達は、派手な決断ではなく“地味な積み重ね”によって形づくられる
- 時間をかけたことだけが、自分の中に“本物”として根付く
- コツコツやることの価値を見直し、「自分の血肉になること」に時間を使おう
- 「量」だけでなく、「意識的な工夫」や「効率」も取り入れて質を高めていく
こんな感じですかね。
もし今、何かを始めたばかりで「結果が出ない」と焦っている人がいたら、伝えたい言葉があります。
焦らず、腐らず、あきらめず。
その一歩一歩が、やがて確かな道になります。大きなジャンプよりも、小さなステップを毎日続けるほうが、遠くへ行けると信じて。
質を求めるなら、まずは量をこなしましょう。
成功を求めるなら、まずは継続しましょう。
人生は、コツコツやる人にやさしくできている──そんなふうに思える今日この頃です。
ご感想やご自身の体験など、コメントでぜひ教えてくださいね。
あなたの歩みが、今日も少し前へ進みますように。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。
より良い人生にしていきましょう\(^o^)/
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