おはようございます!ミヤビです(^^)
今日は不定期連載、ワインコラムvol.3です。
ちょっと未来っぽい話。
「AIを使ったワインのテイスティング」について書いていきます。
きっかけは、最近お酒をまた少し飲んでいて、久しぶりにワインのテイスティングをする機会がありました。
知らない生産者のワインを飲む時に、AIを使って情報を調べてテイスティングしたんですが。
結論から言うと──AIによるワインテイスティング、かなりオススメです。
なぜそう言えるのか?
今回は「AI×ワインテイスティングの可能性と実用性」、そして「ボク自身が取り入れたいと感じた理由」について、深掘りしていきます。
AIテイスティングって何?
「AIテイスティング」とは、ちょっと調べた感じ、すでに技術・概念として少しあるようです。
ボクもこの記事を書くのに少し調べました。
カナダの「Somm.ai」や、日本では「SHIRUCA(シルカ)」などがあり、どちらもプロのソムリエやワイン愛好家のデータを学習して、高精度のテイスティングコメントを自動生成してくれます。
つまり、「ボクの好みに合ったワインをAIがオススメしてくれる」だけでなく、「このワインはどんな味?」という予測もしてくれるわけです。
デジタルソムリエがいるようなものですね。

なぜAIテイスティングがオススメなのか?
では、なぜこのAIテイスティングがオススメなのか?
理由を3つにまとめてみました。
① 自分の好みに合ったワインを見つけやすくなる
「なんとなくラベルが可愛いから」
「産地が有名だから」
──そんな理由でワインを選んで、失敗した経験、ないですか?
ボクはあります。しかも何度も(笑)
AIテイスティングは、「甘み」「酸味」「渋み」「果実感」「ボディ感」など、細かな味覚データをベースにして、自分の嗜好に近いワインをピックアップしてくれるんです。しかも、ボクの飲んだ感想を学習していけば、どんどん精度が上がる!
言ってみれば、Netflixのレコメンドのようなもの。ハズレ率がグッと下がります。
② テイスティングコメントの言語化ができる
ワイン初心者にありがちなのが、「美味しいけど、何がどう美味しいのかわからない」という現象。
ボクも、赤ワイン飲んで「うまい!」としか言えなかったタイプです。
AIのテイスティングコメントを読むと、「ブラックチェリーのような香り」「ミントの清涼感」「余韻にスモーキーなニュアンス」といった具体的な表現がズラリ。
それを読むことで、「あ、これがミントなのか!」「これが“余韻”か!」と、自分の感覚と言語がつながっていくんです。
まるでAIに感覚の“翻訳”をしてもらっているような感じ。これは勉強にもなるし、ワイン会でもちょっとカッコつきます(笑)
③ コストパフォーマンスが上がる
1本2000円以上するワインって、何本も試すにはちょっと勇気が要りますよね。
でも、AIが「このワイン、あなたの好みに近いですよ」と教えてくれれば、試すハードルがグッと下がる。
しかも失敗が減るなら、結果的に節約にもつながります。
さらに「価格帯別の満足度」なんかもAIが学習していけば、5000円のワインより2000円の方が好みに近い、という発見もあるかもしれません。コスパ重視派には特にうれしい話です。
ボクのやってみたAIテイスティング
ボクのやったAIテイスティングとは、専用のアプリやサービスを利用したわけじゃありません。
ワインをテイスティングしながら、ChatGPTに色々と質問しただけです。
ただこんな感じです。
これがすごく面白かったですね〜。
ワインでも日本酒でもそうなんですが、お酒を飲む時はその生産者の歴史を知るとやはり面白いですよ。
こうやって造られているのかぁ、とかこういう想いで造られているのかぁ、とかがわかると味わいの解像度が上がり、解釈も増えますね。

ボクが注目しているAIサービス
ボク自身は、AIワイン診断サービス自体はなにも利用していないです。
今回の記事をきっかけに2つのサービスを知りました。
まだ使っていないので、概要だけお伝えする感じです。
● SHIRUCA(シルカ)
日本初のAIソムリエサービス。
LINEで簡単に質問に答えるだけで、自分好みのワインを提案してくれます。
● Vivino(ヴィヴィーノ)
アプリでバーコードを読み取ると、そのワインの評価やコメントが見られるサービス。
AIというより、ユーザーの集合知という側面が強いですが、自動翻訳や味の傾向分析もしてくれて便利。
AIに味覚はわかるのか?という疑問に答える
「結局、AIって人間の舌じゃないでしょ?」という声もあると思います。
でも、考えてみてください。
料理のレシピや味のバランス、美味しさの感じ方って、ある程度パターンがあるんです。
それを大量のデータから読み取って、科学的に言語化するのがAIの得意分野。
しかも、「人の感じ方」を学習していくAIなら、ただの数値の羅列じゃなく、「感覚的な美味しさ」にも寄り添ってくれる。だから、むしろ人間よりもブレないし、偏りも少ないかもしれないんです。
もちろん最終的には「自分の舌」が大事。でも、選ぶ段階、知る段階でAIの力を借りるのは、ものすごく効率的だと思いませんか?
AIテイスティングは“学び”の一歩にもなる
最後に、ボクがAIテイスティングをオススメするいちばんの理由。
それは──ワインをもっと好きになるきっかけになるからです。
最初はよくわからなかった味の違いも、AIのコメントや提案を通して、「あ、なるほどこういうことか」と腑に落ちる。
そうすると、次は違う品種を飲んでみたくなるし、ペアリングも気になってくるし、どんどんワインの世界が広がっていくんです。
ワインって、ちょっと敷居が高い印象があるけど、AIが間に入ってくれるだけでグッと親しみやすくなる。
「ワインって楽しい!」そう思えるようになる、それがAIテイスティングの魅力だと、ボクは思っています。
最近ハマっているワイン
AIテイスティングしたワインは割と良さげで流通も少ないので紹介できないですが。
最近週末に一人で少しだけワインを楽しむ時はこのワインを飲んでいます。
お酒解禁後に、1,000円台でコスパ良いワインないかな〜、と探していたら見つけたワインです。
これはなかなか素晴らしいですよ?
香りと味のクリアさのバランスが抜群です。
低価格でコンビニでも売ってました。
微妙な差ですが、飲み応えがほしくてしっかりした味わいの方はシャルドネがオススメ。
アルコールが13%以上あるので飲んだ感もあります。
爽やかに飲みたい人や普段ワインを飲まない人にはソーヴィニヨン・ブランがオススメですね。
すっきりと飲めるし夏にピッタリです。
いや〜、これはホントにコスパ良いですのでオススメです。
まとめ
今日は「AIを使ったワインのテイスティング」について書いてきました。
- AIテイスティングとは、味覚データをもとにワインの特徴を分析・予測してくれる技術
- 好みに合ったワインが見つけやすく、失敗が減る
- テイスティング表現を学ぶことで、味の言語化ができるようになる
- コスパの高いワイン選びにも役立つ
- ChatGPTでも気軽に生産者情報や味の特徴を調べられる
- SHIRUCAやVivinoなどのAI系サービスも存在
- 味覚を“理解”するAIは、人間の感じ方に寄り添える可能性がある
- AIはワインをもっと楽しく、学びのあるものに変えてくれる
こんな感じですかね。
AIを使うことで
・自分の好みに合ったワインがわかる
・味の言語化ができる
・コスパよくワイン選びができる
そんな未来が、すでに始まっています。
まだ使ったことがない方は、ぜひ一度体験してみてください。
最初の一歩が、「ワインのある生活」をグッと面白くしてくれますよ。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
より良い人生にしていきましょう\(^o^)/
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