《国や病院は守ってくれない》自分の身は自分で守るしかない【コロナ後遺症体験談】

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【随想録】

こんにちは、ミヤビです(^^)

コロナに感染し、後遺症まで発症したボクですがあっという間に約一年が過ぎました。

病気になってからの心境をたびたび綴っていますが、今回は病気になってから痛感した事を実体験を踏まえて書いていきます。

自分の身は自分で守るしかない

今回言いたいことはこれですね。

『自分の身は自分で守るしかない』

いつの頃か覚えていませんが、会社の人事の人にメールで言われた言葉で、その通りなんですが病気になってから痛感するような出来事がたくさんありました。

人事の人間が言う言葉かよとは内心思いましたけどね。

少し冷たい様なドライな言い方ですが、自分を助けてくれる人に出会うことは稀な事です。

誤解してほしくないですが、世の中には良い人はたくさんいて、自分自身は色々な人に支えられて助けられて生きていると感じています。

そういう感謝は持ちつつ、自分も誰かの役に立てるようにという気持ちも持っていますが、その上で自分の身は自分で守るしかないという話をしていきます。

場面によっては皮肉を込めていることもありますが、ネガティヴな意味合いではありませんのであしからずお願いします。

それではこう思うきっかけになったこの一年ほどの体験を簡潔に振り返ります。

コロナにおける病院の対応

ありがたいことにボクは今まで大きな病気をしたことがなく、入院や手術の経験がありませんでした。

なので風邪を引いてちょっと病院に行くくらいしか普段は経験がなかったので、コロナに感染する前後ほど病院に行った記憶はありませんでした。

病院自体は8ヶ所ほど行きました。

病院をこれだけ複数行った理由はいくつかあります。

  • 明確な診断をしてくれなかった
  • 咳など酷かったが治らなかった
  • シンプルに対応が悪かった

2022年11月現在はどうか知りませんが、当時はコロナ疑いというだけで門前払いな病院もありましたし、電話で問い合わせても『発熱している方は当院で見れません。ガチャッ(電話を切られる)』みたいな対応にも合いました。

身体の具合が悪い時に助けてくれるのがお医者さんじゃないの?とボクは思っていたし、とにかく辛い症状を早く何とかしたい・してほしいという気持ちだったので露骨な塩対応はとても辛かったですね。

当時は約40℃近く発熱し、後にCTを取った際に肺炎を発症していた事も分かりました。

一人暮らしのボクは何もかもを自分でやらなければいけなかったので、この超絶体調の悪い状態で病院を探す作業はかなりきつかったです。

結果として複数の病院をたらい回る事になったボクは『病院って思った以上に冷たいな』って思いました。

もちろん、すべての病院や医療従事者の方がそうだというわけではありません。

たまたまボクが当たった病院がそうだっただけかもしれませんし、自分自身が病んでいたので必要以上にそう思ったかもしれません。

病院側もコロナの対応に追われて疲弊していたのかもしれないです。

コロナにおける役所の対応

順番が前後するんですが、最初に病院を受診した後、県のコロナ対策の窓口にも何回も電話しました。

場所にもよるんでしょうが、ボクの場合はPCR検査のキットを自分で保健所へ持っていきました。

過去にも記事にしていますが、コロナの陽性と分かってからはホテルへ隔離されました。

陽性の連絡が来た翌日には迎えが来て隔離されましたので、全てが急でした。

しかも発熱は続き肺炎まで起こしていたのですから相当に辛かったですね。

その後にコロナが落ち着き、仕事に復帰したのも束の間、今度は後遺症を発症して休職にまで追い込まれてしまいます。

この間に国というか県のコロナ対策窓口に何度も連絡しましたが本当にやり取りに疲れました。

後遺症の疑いの人が相談する窓口へ電話しますが、大体こんな感じの流れです。

  • 窓口へ連絡し、症状や住んでいる地域を伝える
  • 住んでいる地域で後遺症を見てくれそうな病院を教えてもらう
  • 病院ヘ連絡する

文字にするとこれだけの事ですが、実際には相当大変でした。

まず後遺症を見てくれそうな病院というのは必ずしも後遺症を見てくれるわけではありませんよ、と言われた上で病院を紹介してもらいます。

病院に電話したら電話したでいろいろです。

『ウチでは後遺症の患者は見れません』
『コロナに感染した事のある患者さんは受け入れられません』


こんな事の繰り返しです。

国のコロナ対策窓口がどの病院ならコロナ後遺症を診ているとか、コロナ感染者は受け入れていないとかをきちんと把握していないんですね。

おかげで何度も対策窓口やら病院やらに連絡する羽目になります。

一度塩対応をされた病院を再度紹介されるなんてこともありました。

窓口に出る人も毎回違うので、最初から同じことを何度も説明しないといけないのもあり、国の体制の不備にとても振り回されました。

地域によっても違うかもしれませんが、コロナにおける役所の対応は基本的にずさんだったと思います。

そこで働いている人が悪いというわけではなく、日本という国の良くない環境を痛感しました。

この時の経験でお役所対応という言葉の意味を何となく身を持って理解したような気がします。

余談ですが、現在お世話になっている病院はとても親身になってくれて良い病院、先生に出会えましたが、自分でネットで調べて見つけた病院です^^;

やっぱり自分の身は自分で守るしかない

何だかちょっと愚痴っぽい回になりましたが、病院と役所にたらい回されたボクが最終的に思ったのはやっぱりこれです。

『自分の身は自分で守るしかない』

もちろん、これからも身体の具合が悪ければ病院に行くだろうし、公的な事で役所を利用することはあるはずです。

ただ、コロナになって病院へ行っても、その後自分の人生をどうしていくかは自分次第。

仕事を休職するというのも病院の後押しはありましたが、最終的に自分で判断しました。

ボクにとってはすごく勇気がいる決断でしたが、あのまま無理に働き続けていれば冗談じゃなく寿命を縮めていたと思います。

コロナ後遺症になった経験で色々と考えるきっかけになりました。

何か迷うことや辛い状態の時は、自分の身は自分で守るしかないと考えて行動しましょう。

今回はここまで。

読んでいただきありがとうございました\(^o^)/

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