おはようございます!ミヤビです(^^)
今日は「借金は良くない。“悪い借金”は絶対にしない方がいい。」という話をしていきます。
ボク自身、過去に記事でも書いていますが、良くない借金で苦しんだ過去があります。
情報商材詐欺や行き過ぎた浪費のために借金をしていました。
現在、過去の記事はリライトする予定のため非公開です。
そのうちリライトしてまとめ記事を出そうと思っています。
ちょっと生々しい話も多いので一旦寝かせてる部分でもあります。
お金との付き合い方についてはこのブログ『ミヤビブリア』でも時々書いています。
『人生をもっとより良く』というテーマから考えると、お金の話は切り離せないものです。
《サラリーマンはオワコンなのか?》では収入の安定性とリスクについて、また《独身・無職・実家暮らしの課題を考える》では経済的自立の重要性を語っています。
今回は、より「個人の金銭感覚」や「身を滅ぼす習慣」について踏み込んでみようと思います。
借金がすべて悪いわけじゃない。でも…
まず大前提として、「借金=悪」ではありません。
「借金なんてするな」という主張をすると、必ず「借金した方がいいよ」勢がいるので、その理屈も理解はできるので言っておきます。
これらは「良い借金」と呼ばれることもあります。
個人的には良い借金も悪い借金になり得るとは思いますが。
ボクが強く伝えたいのは、生活を壊す“悪い借金”の恐ろしさなんです。
良い借金もあるし、借金した方がよいよ勢がいるのも分かりますが、凡人なサラリーマンな戦略としては『借金なんかしない方がいい』という主張をボクはします。
悪い借金とは何か?
ボクが思う“悪い借金”とは、こういうものです。
要は、「その借金は未来の自分を助けるか?」という問いにYESと言えないもの。
一時の快楽や見栄のために、未来の自由を売ってしまう。
そんな借金をしてしまうと、じわじわと生活は崩れていきます。

借金は「自由」を奪う
ボクが借金を嫌う最大の理由はここにあります。
借金をしていると、
- やりたくない仕事を辞められない
- 時間や選択の余裕がない
- 精神的に追いつめられる
こういう状態に陥ります。
つまり、「人生のハンドルを自分で握れなくなる」んです。
何をするにも「お金がないから」「返済があるから」と言い訳が先に立って、行動も考え方もどんどん狭くなってしまう。
お金がなくて、お金のことばかり考えていると人間バカになるという研究結果もあります。
お金がないと「バカになる」は本当か?研究の有無と内容
結論から言うと、「お金がないとバカになる」という表現はややセンセーショナルですが、実際に「経済的な欠乏(貧困)が認知能力や判断力を低下させる」という科学的な研究結果が複数存在します。
主要な研究とその内容
- ハーバード大学やプリンストン大学などの行動経済学・心理学の研究
代表的なのは、センディル・ムッライナタン(Harvard)とエルダー・シャフィール(Princeton)による2013年の論文「Poverty Impedes Cognitive Function(貧困が認知機能を妨げる)」です。
この研究では、経済的に困窮している人は、財政的な心配ごとが脳のリソースを大きく奪い、結果として知能テストや認知タスクの成績が大幅に低下することが実験で示されました57。- 実験例
ニュージャージー州のショッピングモールで、参加者に「車の修理費が必要だ」という財政的な問題を想定させた後、知能テストを行うと、貧困層は裕福層に比べて明らかに成績が下がりました。
また、インドの農家を対象に「収穫前(お金がない時期)」と「収穫後(お金に余裕がある時期)」で同じ人に知能テストを実施すると、収穫後の方が正解率が約25%も高く、IQ換算で9~10ポイントの差が出たと報告されています。原因とメカニズム
- 「トンネリング」現象
お金がないと「目先の問題(例:今月の支払い)」に意識が集中し、長期的な視野や他の重要な判断ができなくなる「視野狭窄(トンネリング)」が起こることが確認されています。- 脳のリソース消費
経済的な不安やストレスが脳の処理能力を奪い、他の思考や意思決定に使えるリソースが減るため、結果的に「愚かな選択」や「判断力の低下」が起こりやすくなります。
誤解と補足
- 「元からバカだから貧乏になる」の逆
よく「貧乏な人は愚かな判断をするから貧乏になる」と思われがちですが、研究では「貧困状態が誰にでも認知能力の低下をもたらす」ことが示されています。つまり、誰でもお金がなくなると一時的に「バカになる」可能性がある、というのが科学的な見解です。社会的・実生活への影響
- ギャンブルや詐欺被害のリスク増大
お金がない人ほどギャンブルや詐欺話に乗りやすくなるのも、判断力が低下しているためだと説明されています。- 長期的な悪循環
経済的な困窮が認知機能を下げ、結果としてさらに悪い選択をしやすくなり、貧困から抜け出しにくくなる「悪循環」が生まれることも指摘されています。まとめ
- 「お金がないとバカになる」という表現は過激ですが、経済的な欠乏が一時的に認知能力や判断力を低下させることは、複数の科学的研究で証明されています。
- これは「誰でも」起こりうる現象であり、貧困そのものが人を愚かにするという因果関係が認められています。
したがって、「お金がないとバカになる」という主張には、科学的な裏付けがあります。
perplexity AIより
借金でお金のことばかり考えていたボクは本当にアホになってました。
今もアホですけど(笑)
笑えないくらいの状態だったので、この研究結果などはその通りだな、と思います。
ボクが見てきた“借金地獄”の現実
これは少し重たい話ですが、ボクのまわりにも過去に“悪い借金”で人生を崩してしまった人がいました。
最初は「ちょっとだけ」だったんです。
でも借金って、気づかぬうちに“習慣”になっていきます。
怖いのは、**「借金するのが当たり前」**になること。
そうなってしまった人は、もう金利の感覚も、返済計画も、自分の生活も曖昧になってしまう。

「借りない生活」は最強の防御
ボクは40代の今、あらためて思います。
借りない生活って、本当に身軽で自由だなって。
借金がないから、収入が減っても耐えられる。
多少のリスクも取れる。
やりたいことをやる時間も心も残ってる。
もちろん、大きな挑戦のためのローンを完全に否定するわけじゃありません。
「ちょっと足りないから」「我慢したくないから」といった安易な理由でお金を借りるのは、本当にオススメできません。
借金なんて絶対しない方がいいです。
“見栄”を捨てることから始めよう
悪い借金の多くは、突き詰めると「見栄」と「自己承認欲求」から始まっていることが多いです。
ボク自身、20代の頃は見栄とプライドの塊でした。
無理して服を買ったり、飲み会で奢ったりして「いい人」に思われたくてお金を使っていました。
結果、その頃付き合ってた人たちと今でも何か残っているかというとまぁほとんど残っていないですね。
今は、そういう見栄に振り回されることはずいぶん減りました。
なぜかというと、「他人と比べない」「自分の人生を生きる」と決めたからです。
こういう考え方が身についてくると、日々のお金の使い方も自然と変わってきました。
「足るを知る」ことが最強の資産
最後に、ボクがいちばん大切にしてる考え方をシェアします。
「いま持っているもので十分」と思えることが、人生で一番の資産になる。
節約術でもなく、投資のテクニックでもなく。
**「欲望をコントロールできる心」**こそが、借金を遠ざけ、自由を近づけるのです。
「足るを知る」の精神で考えれば、現在の日本人はもう最強ですよ??
こういう表現は良くないかもしれませんが、国ガチャで言えば一位の大当たりです。
ご飯は美味しいし街はキレイ、水は飲めるし電気は点く。
こんな当たり前のことが奇跡みたいに素晴らしいことなんですよね。
まとめ
今日は「借金は良くない。“悪い借金”は絶対にしない方がいい。」という話をしていきました。
- 借金はすべて悪ではないが、「悪い借金」は人生を蝕む
- 浪費や見栄のための借金、返済能力を超える借金は避けるべき
- 借金は「自由」や「判断力」を奪い、視野を狭くする
- 科学的にも、経済的な不安は思考力や判断力を低下させると証明されている
- 借金が習慣化すると、感覚が麻痺し、悪循環に陥る
- 「借りない生活」は、心の余裕と自由をもたらしてくれる
- 見栄や自己承認欲求が、悪い借金の入り口になることが多い
- 他人と比べず、「自分の人生」を生きることが大切
- 「足るを知る」ことは、最大の資産であり、最強の防御
- 日本で普通に暮らせるだけでも、実はとても恵まれている
こんな感じですかね。
いろいろなご意見はあると思うし、上手に運用できる人は借金をした方がいいのかもしれません。
しかしボク個人は、自分の人生の経験から「借金なんか絶対ぜーったいにするんじゃねぇ!!」と言っておきます。
最近、詐欺の被害とかも多いらしく、そういう被害が増えると借金する人も増える傾向にあります。
自分は多少免疫ができたので回避できるかもしれませんが、若かりし頃にいきなり電話やらDMやら来たときに平常でいられるか?というとそんなことはないと思います。
美味しい話は全部ウソ!!
本当に皆さん、気をつけましょう。
お金の話も人生とより良くするためには避けては通れないので、時々書いていきます。
過去記事、リライトしてまた公開するつもりですが、生々しすぎるので少し方法も考えます。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。
より良い人生にしていきましょう\(^o^)/
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