おはようございます!ミヤビです(^^)
今日は「選択肢が多いことは幸せなのか?」というテーマで書いていきます。
過去にも「選択と集中」をテーマにした記事も書いています。
現代は“選択肢の時代”とも言えるでしょう。
スマホひとつあれば、無限に情報が手に入り、Netflixを開けば映画やドラマが選び放題。
副業も転職もマッチングアプリも、選択肢が山のようにあります。
一見、これは素晴らしいことに思えます。
自由があり、可能性があるように見えます。
でも、ふと立ち止まって考えてみたくなるんです。
「選択肢が多いことは、本当に幸せなんだろうか?」と。
「選べること」がもたらす幸福と不安
選択肢が多いと、人は自由を感じます。
自分で決められる、自分の人生を舵取りできる。
昔なら、「会社員になるか、ならないか」くらいしか選べなかった時代がありました。
現在は会社員にもフリーランスにもなれるし、副業だって始められるし、地方移住して農業だってできる。
夢はたくさん広がっていますよね。
でも同時に、責任も増します。
「自分で選んだのだから、結果にも責任を持て」と。
そして、数が多ければ多いほど、人は迷います。
選ばなかった後悔も、増えていきます。
実際、心理学者バリー・シュワルツの『選択のパラドックス』では、選択肢が多すぎることで人はむしろ不安や後悔を抱えやすくなる、と語られています。
つまり、『選択肢が多い=自由=幸せ』とは限らないのではないでしょうか。

選択に疲れる現代人
日々、ボクたちは膨大な数の小さな選択をしています。
こういった積み重ねによって「決断疲れ(decision fatigue)」が起きると言われています。
重要な場面での判断力が鈍ることにも繋がりそうですね。
だからこそ、ある種の「制限」や「ルール」が、実は私たちを助けてくれることがあるのです。
スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたのは有名な話ですよね。
選択肢を減らすことで、大切な判断にエネルギーを注げる。
これは「選択と集中」の考え方に通じます。
「集中する」ことの価値
ボク自身、いろいろな副業に挑戦し、転職活動にも励んできました。
最初は「選べる自由」が楽しかったように感じてました。
でもある時ふと、「何も身についていないかもしれない」と思ったのです。
結果的にお金という意味で「稼げたなぁ」という副業は一つもありません。
マルチタスクで色々手を出しても、表面をなぞるだけになってしまう。
だからこそ今、「やらないことを決める」ことの大切さを感じています。
選択肢を減らし、今自分が最も価値を発揮できそうなことに集中する。
今はこんな感じで選択と集中をして絞っています。
すべてを完璧にはできないです。
だからこそ、自分にとっての“主戦場”を決めることが大切だと感じています。
「選ばない勇気」と「捨てる決断」
選択とは、何かを選ぶこと。
裏を返せば、何かを捨てること。
それが怖くて、なかなか決断できないこともある。
しかし、人生は有限です。
時間もエネルギーも限られている。
あれもこれもと欲張るより、「これ」と決めて集中することが、結果的に自分を助けてくれることもあるのです。
選択肢が多い現代だからこそ、「選ばない勇気」「捨てる決断」が以前にも増して重要になってきています。
まとめ
今日は「選択肢が多いことは幸せなのか?」というテーマで書いてきました。
- 現代は「選択肢の時代」であり、自由と可能性に満ちている
- 選択肢が多いことは一見幸せに思えるが、必ずしもそうとは限らない
- 選択肢が増えることで、迷いや後悔、不安が増すこともある
- 選択の多さは「自由」と同時に「責任」も伴う
- 日々の小さな決断が積み重なり、「決断疲れ」を引き起こすことがある
- 選択肢を絞ることで、大事なことに集中できるようになる
- 「やらないことを決める」ことで、結果的に自分を助けることができる
- 何かを選ぶことは、何かを捨てることでもある
- 選択肢が多い時代だからこそ、「選ばない勇気」「捨てる決断」が大切
- 自分にとっての“主戦場”を決め、選択と集中を意識して生きよう
こんな感じですかね。
選択肢が多いことは、ある意味で贅沢な悩みと言えます。
「自分が何を大切にしたいのか?」という自分軸を持つことが大切ですね。
もし今、選択肢の多さに迷い、動けなくなっているなら、一度、立ち止まって考えてみてください。
「自分は、何を捨てる覚悟があるか?」
答えは、きっとあなたの中にあります。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。
より良い人生にしていきましょう\(^o^)/
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