《接客業はオワコンなのか?》感動体験ができる素晴らしい仕事【AIに取って替われないヒトの仕事】

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【人生論】

こんにちは、ミヤビです(^^)

少し気を抜くとブログの更新がすぐ一週間とか二週間とか空いてしまいますね^^;

だらしないぞ。。。

毎日更新していた時期もありましたが、けっこう脳のリソースを割くので無理しない程度に今後も続けていくつもりです。

今回の話は接客業ってオワコンなのか?みたいな話を掘り下げて考えたいと思います。

ボク自身現在は第一線の現場は離れて仕事をしていますが、長い間接客業と呼ばれる仕事をしてきたので、何というか誇りを持っている部分がありますし、人生の豊かさに通じる部分がたくさんあると思うので記事にしていきます。

接客業は素晴らしい仕事

今回の記事では『リアルで対面して接客する仕事って感動体験ができる、伝えれる素晴らしい仕事だよ』という事が言いたいだけです。

今回の記事を書こうと思ったのは、ゴールデンウイークに帰省していた際の家族のある発言が一つのきっかけです。

細かい文脈は忘れましたがこんな感じです。

  • 接客業なんて続けてもスキルが身に着かない
  • 長く続けれる仕事じゃない
  • 人気が無くて廃れていく職業

一言で言うとネガティヴな意見が中心で、要するに接客業なんてオワコン(終わったコンテンツ)だよみたいな事を言いたかったんだと思います。

悪気はないんでしょうけどね。

ちなみに発言したのは僕の弟で、フリーランスでネット関係の仕事をしています。

本人自身が接客業が好きじゃない、やりたくないと思っているから今の道を選んでいるんでしょうからそれは別に構いませんが、長く接客業をしてきた僕は心の何処かで少し腹が立ったような、傷ついたような何とも言えない気持ちになりました。

接客業と言うと少し幅広いですが、いわゆる小売店とかで対面販売をしている人全てを今回は対象に考えています。

完全にボク個人の主観的な意見ですが、接客業って素晴らしい仕事だと思いますよ?

コンビニで働いている人もスーパーで働いている人も、デパートや色々な商業施設で働いている人も、接客する仕事をしている人は素晴らしいとボクは考えています。

なぜ素晴らしいのか?について現在の世間の状況なんかも考えながら言語化していきます。

目に見えない力、身に着くコミュ力というスキル

前述で、「接客業なんて長く続けてもスキルなんて身に着かない」という意見ですが、そんな事は無いと思います。

スキルの定義にもよりますが、ここでは一般的に言われる『スキル=能力』という考え方です。

スキルとは何?わかりやすく解説 Weblio辞書
スキル(英: skill)とは、「技能(技術的な能力)」を意味する語であり、とりわけ「訓練や学習によって培われた高度な能力」を指す意味で用いられる表現。Weblio国語辞典では「スキル」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。

想像ですが、スキルというと例えば次の様なものを思い浮かべる事が多いのではないでしょうか。

  • プログラミングができる
  • 動画編集ができる
  • 資格を持っている

これらは提示しやすかったり、資格という形で証明、可視化されている為、分かりやすくスキルとして表現しやすいんだと思います。

それに対して接客業で身に着くスキルというのは確かに分かりにくく、可視化も言語化もしにくいものかもしれません。

  • 笑顔が素敵
  • コミュニケーション能力が高い
  • 販売力、営業力が高い

けっこう抽象的でふわっとした表現になりますが、こういのもボクはスキルだと思います。

販売力、営業力が高いなんていうのは予算があるような職種、業種だったら売上という形で反映しているかもしれませんけどね。

ここで言いたいのは売上が高いとか低いとかの話ではないです。

少し前にコミュ力についての記事を書いています。

コミュ力が高いかどうかっていうのは可視化や数値化が難しいんじゃないかな、と思います。

お客さん
お客さん

コミュニケーション能力が1000もあるんですか!

高いですね〜〜。

こんな事はまず言われないでしょう(笑)

  • 笑顔で愛想が良い
  • 話しかけやすい雰囲気がある
  • 話していて楽しい、会話が弾む

あくまで一例ですが、こんな特徴を持っている人はたぶんコミュ力が高いんじゃないかな〜、と思います。

このコミュ力っていうのは、先天的な物で与えられた人にしか無い能力だとはボクは思いません。

接客業という仕事を通じていけば身に着けることができて、その能力は高めていく事ができる立派なスキルだと思います。

もちろん、方向性を間違えないで、本を読んだり接客についての勉強をしたりして、その上でたくさんのお客さんと接していく事が前提です。

嫌かもしれませんが、上手くいかずに失敗する事もたくさんあります。

ボクも接客業をしていて、あるショップの店長や副店長とかをさせていただいていた時期もあるのである程度は理解できてるつもりです。

接客業を通じてスキルが身に着かない、なんて事はありません。

ここではコミュ力という表現を使いましたが、空気が読めるでもいいです。

何というか目に見えない力、人間力が磨かれると思います。

どうしても何か視覚化したものが欲しければ、例えば販売士という資格を取るとかでもいいかもしれませんが、資格はあくまで資格であって、大切なのは自分の信念や気持ちをどう持って、どんな風に人と接していくのか?だと思います。

とはいえ人気が無い職種、業界があるのも事実

繰り返しですが、今回の記事で伝えたいのは『リアルで対面して接客する仕事って感動体験ができる、伝えれる素晴らしい仕事だよ』という事を伝えたいだけ。

ボク自身も接客をたくさんさせて頂いてきて、何ならプライベートでも仲良くなっちゃうくらいのお客さんに出会えた事もあります(今では飲み仲間もいる(笑))

コロナ禍で多くの人が経験したと思うけど、リアルで人と会って話すっていうのはすごく大切で本質的に人間に必要な事なんだとボクは考えています。

良いか悪いかは別として、事実として接客業が不人気なのも認知しています。

今提示できるデータとかは無いですが、ボク自身が今は人事系の仕事をしている事もあって、最近の学生さんの就職活動状況なんかを目にする事があります。

その中でも小売業、接客業というのは人気が低いらしく、なかなか募集人員の半分も集まらないんだとか。

ボクの弟のような発言をする人はいるし、そういう考え方があるのも一定数理解しています。

誤解を恐れずに書きますが、そういう人たちの考え方はこんな感じかなと想像してます。

  • 不規則なシフト勤務で辛い
  • 在宅勤務が出来ない
  • そもそも人と話すのが嫌、苦手。コミュニケーションしたくない

これだけじゃないと思いますが、代表的なところを言語化するとこんな感じかなと思う。

営業職とかだとまた少し違うかもしれませんが、小売業でデパートや商業施設で働く人なんかは確かに不規則なシフト勤務でキツイし、リアルな現場に行く必要があるので在宅勤務も当然できないですよね。

補足ですけど、在宅勤務が楽な部分があるのは事実です。

少なくとも通勤が無いし、家で仕事するっていうのは会社で仕事するよりも緊張感は少ないですしね。

そもそも人と話すのが苦手とか嫌い、他人と関わりたくないっていう人もいると思います。

それら全部が個人の価値観だし、否定するつもりも無いし事実だと思う。

けっこう、今の世の中とか時代を反映している一面もあるんじゃないかな、と思う。

在宅勤務なんて知る限り10年前には日本ではほとんど無かったし、皆忘れていると思うけど多くの人が手に持っているスマホなんで15年前くらいには無かった。

スマホが出て多くの人がネットやSNSをするようになって、良い面では個人にも可能性がたくさん広がったと思う。

ただ、きっと悪い面もあって、リアルでのコミュニケーション機会を奪ってしまった一面も少なからずあって、ネットだけで仕事して生きていく人もいるし時代の変化はやっぱり影響があると思う。

変化すること自体は必要だし、ボク個人も変化上等!くらいの精神はいつも持っているけど、人と人が関わるコミュニケーションの本質は変わらないんじゃないかな、と思う。

ネットでしか仕事しない人も、本当に一人ぼっちで仕事している訳じゃないですよね?よく考えると。

完全に外注せずに一から全部一人でやっている人ってのもいるんだろうけど、稼ごうと思ったり稼ぐ金額が多い人ほどそんな事無い様に個人的には思います。

つまりは生きていく上で仕事をしていく上で人との関わりは絶対に必要だし、リアルで対面販売する接客業はその為のコミュ力、人間力を磨くにはきっと最適解だと思う。

AIには取って替われないヒトの仕事

最後にまとめていきますが、2022年はAI元年といってもいいような年でした。

ボクも流行りに乗ってチャットGPTを使ったりしてみました。

ちなみにボクの名前を聞いてみたら日本の哲学者でうんたらかんたら〜とか回答されました(笑)

ブログでは哲学的な話や思想を話す事も多いけど哲学者ではないですよ。

脱線しましたが、よく言われる議論として人間のやっている仕事が『機械に取って替わられる』『AIに取って替わられる』って話があると思います。

ボクの理解じゃまだまだ分からない事も多いですが、確かにAIができる仕事ってのはあって一定数人間の仕事が無くなっていく未来は来ると思う。

ただ、今回話したような人間力とかコミュ力とか、目に見えない力でヒトにしかできない仕事ってのは必ずある。

昔に経験した事ですが、いつも買い物に行っていたコンビニでいつも同じおにぎりとか飲み物しか買っていませんでした。

そこのコンビニの店員さんは全体的に雰囲気が良くて、すごく良く挨拶をしてくれて、いつも少しの買い物しかしないボクにも話しかけてくれててすごく買い物しやすかった記憶があります。

何なら発注しすぎたサンドイッチとかを『いつも来てくれてるんで』とか言ってもらった事もあって嬉しかったですね。

この話は、サンドイッチをもらった事自体もそりゃ嬉しいんですけど、そうじゃなくてその心意気、コミュニケーションが嬉しかったんですよね。

決してコンビニの仕事を一括りにどうこう言うつもりはないけど、コンビ二の仕事ってよく言われるスキルにならない接客業の一つな気がしますが、そんな事はないんですよね。

結局のところ、働く人間の気持ちや心意気次第だし、ヒトとヒトのコミュニケーションはAIには絶対に演出できない、真似できない無二のスキルだと思う。

AIを否定している訳ではないのであしからず。

現代では、ただ単に物を買うと言う事自体はいくらでも満たされます。

ボクもいつも買うものはネットで買う事が多いですしね。

でもでも、わざわざリアルで買う事もあるし、そこにはきっと何か意味があって、何というか『どこで買うのか』ではなく『誰から買うのか』に価値がある、求められる時代になっている気がします。

リアルで対面で接客している皆さん、素晴らしい仕事をしているんですよ!

自信を持っていきましょう(^^)

今回はここまで。

読んでいただきありがとうございました\(^o^)/


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