おはようございます!ミヤビです(^^)
今回は「40代の『今、これから』の人生戦略」というテーマで考えて書いていきます。
この世代になると、周囲の状況も、自分自身の価値観も、大きく変化してきているのではないでしょうか。
20代・30代のように勢いで突っ走ることも難しくなる一方で、「本当にこのままでいいのか?」と、自分の人生を根本から見つめ直すタイミングにもなるのが40代です。
ボク自身、今は42歳で今年43歳になります。
就職氷河期世代として社会に出て、いくつもの挫折とやり直しを繰り返してきました。
お寺生まれで僧侶の道を進む予定だったボクが社会に出ていくのは本当に大変でした。
ようやく「自分はこれから何を大切にして生きていくのか」が少しずつ見えてきたように思います。
似たような話は何回か書いていますが、定期的な言語化シリーズですね。
今、10代や20代の人にも参考になれば幸いです。
きっかけ:『40代にしておきたい17のこと』を読み返して
今回の話を書くきっかけの一つは、この本を最近読み直したからです。
個人的に本田健さんの本は好きですね。
シンプルに読みやすいですし、人間らしさ、魅力に溢れているので共感できます。
書評としてまた別記事で書くかもしれませんが、自分自身に当てはめた言語化として今回は書いていきます。
40代は人生の“第二のスタートライン”
「40代=中年の折り返し」と捉えると、少し切なくなるかもしれません。
でも実は、40代は“第二のスタートライン”でもあるのかな?と最近思います。
医学の進歩や社会構造の変化により、人生100年時代は現実味を帯びています。
現実的に80歳くらいまでは普通に生きると思います。
となると、40代はまだ“前半戦”。
むしろ今ここからの選択が、残りの人生を決めていく大きな分岐点となります。
30代までは親の価値観や社会の期待に応えることを重視していた人も多いでしょう。
ボク自身がそうでした。
でも40代は、自分の人生のハンドルを本当に自分で握りはじめる年代。
「何を手放し、何を選ぶか」
この“取捨選択=選択と集中”が、人生戦略の肝になります。
これまでの“資産”を棚卸しする
人生戦略を立てるうえで、まず必要なのは「自分の現在地の把握」です。
ここで言う“資産”とは、貯金や不動産といったお金の話だけではありません。
- 経験値(仕事、挫折、人間関係)
- スキル(資格、業務知識、ITリテラシー)
- 人脈(信頼できる人、相談できる人)
- 健康状態(身体とメンタル)
- 習慣(良くも悪くも積み重ねたもの)
この“見えない資産”を棚卸ししてみると、「意外とやれてきたんだな」と気づくこともあります。
逆に、いま何が足りていないのか、どこを強化すべきかも明確になります。
よく「自分には何もない」と言う人がいます。
ボクもそうです。
凡人だと自覚はしているし、謙遜をするのはいいかもしれません。
ただ、自分の人生で積み上げてきたことまで過剰に謙遜する必要はないですし、人によってはそれは不遜というものです。
一人ひとりが主人公で、自分の人生をがんばって一生懸命生きてきているので、あなただけの積み上げてきた”なにか”が必ずあるはずですよ。

経済的な安心感をベースにする
40代になると、「生きがい」や「自己実現」も大事になりますが、土台としてやはり経済的な安定は欠かせません。
お金がすべてではないですが、お金がないと守れないモノ・コトがあるのが現実です。
将来に向けての戦略として、以下のような視点が必要です。
ボクは2023年の11月頃、プログラミングスクールで学んで、未経験からエンジニア転職への活動をしたことがありました。
エンジニア転職をゴールにはしていませんでしたが、漠然と今の環境に閉塞感を感じていたし、収入アップと「自分の価値を今後どう高めていくか」「市場に必要とされる力をどう身につけるか」にフォーカスして活動しました。
この辺は過去に書いていますので良ければどうぞ。
経済的な余白ができると、精神的な自由度も確実に増します。
何をなすにもまずは経済的な自由の基盤を築くことが最優先だと思います。
健康管理は“最重要ミッション”
20代のように徹夜してもリカバリーできる…そんな時代は過ぎ去りました。
「24時間、働けますか?」みたいな時期は一定必要だと思いますが、基本的にオススメしないです。
40代は体力も回復力も目に見えて落ちてきます。
だからこそ、戦略の柱に「健康」が必須です。
身体が整うと、メンタルも整ってきます。
やりたいことに集中できる環境を、自分でつくっていくことが大切です。
ボクは病気の休職も経験したので、余計に健康が大事だな、と感じます。
人間関係の「再構築」も視野に入れる
40代は、人間関係の棚卸しも必要な時期です。
学生時代からの友人、職場の人間関係、家族、SNSのつながり…
すべてを“維持”し続ける必要はありません。
こうしたつながりを大切にしつつ、距離を置くべき関係とは自然にフェードアウトする勇気も必要です。
「誰と一緒にいるか」は、人生の質を大きく左右します。
愚痴ばかり言う人は遠ざけ、前向きで志が高い人と関わっていけば、自然と前向きになっていきます。
「自分の価値観で生きる」覚悟を持つ
社会の常識、親の期待、周囲の目。
40代までは、こうした“他者の声”に合わせることが多かったかもしれません。
でも、これからは「自分の声」に耳を傾けることが最優先です。
答えは外にあるのではなく、自分の中にあります。
「自分の人生を生きる」と決めた瞬間から、行動も選択も変わってきます。
ボク自身、家族との関係に悩み続け、他人の期待に応えようとして疲弊した時期もありました。
今も悩みがないわけではありません。
ただ、今は「誰に何を思われても、自分が納得して生きる」ことを大事にしています。
「他人の人生を生きている」暇など、この短い人生には存在しないです。

小さな行動を積み重ねる
人生を変えるのは、劇的な変化ではなく、“地味で継続的な行動”です。
小さな成功体験を積み上げていきましょう。
こうした小さな習慣が、半年後、一年後に「思ってもみなかった自分」に繋がっていきます。
本当に一つ一つは小さなことばかりです。
ただ、多くの人が小さな習慣を疎かにして、バカにしています。
「もう遅い」と感じるのではなく、「まだ間に合う」「今がベストなタイミング」と思えたら、それだけで十分な第一歩です。
まとめ
今日は「40代の『今、これから』の人生戦略」というテーマで書いてきました。
- 40代は「第二のスタートライン」。今ここからが人生の分岐点。
- 自分の“見えない資産”(経験・スキル・人脈・健康・習慣)を棚卸しする。
- 経済的な安心感が、心の余裕やチャレンジの土台になる。
- 健康管理は最重要ミッション。体と心を整えることが最優先。
- 人間関係を見直し、「前向きで心地よいつながり」を大切に。
- 他人の期待ではなく、「自分の価値観」に沿った選択をする覚悟を持つ。
- 劇的な変化よりも、地味な習慣の積み重ねが未来を変えていく。
こんな感じですかね。
40代は、これまでの人生を一度リセットし、「本当の自分」として再スタートを切るチャンスです。
こうした一つひとつの選択が、これからの人生を豊かにしてくれるとボクは信じています。
人と比べず、自分の人生を生きる。
ボクは毎日に感謝しています。
最高、最幸の人生で、これからやりたいこともたくさんありますね。
健康に気をつけてコツコツと頑張っていきます。
良ければ感想やコメントいただけますと励みになります。
今回はここまで。
より良い人生にしていきましょう\(^o^)/
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