ボクの借金体験談③【多重債務者の日々編】

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【お金の話】

こんにちは、ミヤビです。
長くなってしまってますが、前回から続き借金の歴史を語ります。

減らない借金、自転車操業の日々

前回までの話で、借金はそうとう膨らんでいました。
この時の日々は、ホント辛かったですね。

いわゆる多重債務者になっていたわけです。
https://www.zenginkyo.or.jp/special/money-highschool/data/textbook/k_t_05.pdf

借金をした理由や状況はともかく、ボクとしては『借金が複数あってどうにもならない人』といった感じでしょうか。

複数のクレジットカード会社からのリボ払い、キャッシング。

その原因は度を越した飲み代などの浪費。
情報商材詐欺の支払い。

以前にも書きましたが、この頃はこんな状況なのにパチンコも手を出していました。
こんな状況になっていたので、この時のパチンコっていうのは当たり前ですが健全に遊べてないです。

頭の中には、「一発当てて大勝したら借金返せる!」くらいのパッパラパーな状態を継続していたと思います。

もはや数万円勝ったとしても何も状況は変わらないくらいに追い詰められているというのに。

荒れに荒れている生活だったなと思います。

解決策をもとめて

そんな荒れているボクですが、「どうにかせねば」「なんとかしないと」という気持ちは毎日ありました。

悪い意味で、365日毎日、お金のことばかり考えていました。

青空を見てもどこか黒く見えるし、友達や会社の仲間と飲んでいても何かうしろめたい、罪悪感のようなものがある。

でも飲んでるその時は楽しい、『誰かと過ごす時間も大切な自己投資』そう言い聞かせて飲んでました。

罪悪感感じながらパチンコして、勝った時には『ああ、よかった。ほら勝てるじゃん!』とか思い、大負けとかしたら『俺が何したって言うんだよう!』とかいって荒れてました。

まさに負のスパイラル。

だけどほんとにほんとにどうにかしないといけないと思い、インターネットや本を読んで解決策を探します。

債務整理の相談

色々と調べていると、債務整理というものにまずぶち当たります。
自己破産とかも債務整理の一種ですね。

インターネットで調べていて、無料相談をやっていたり、あなたの借金が〇〇円減ります、みたいなシミュレーションをいくつかやってみました。

いくつかの弁護士事務所や司法書士事務所と話しました。

相見積もりをとったというわけじゃないですけど、けっこう対応や言うことにはバラツキがありましたね。

中にはすごい親身になってくれて話を聞いてくれる人もいました。
反面、ちょっと塩対応なところもありました。


実は最終的には債務整理はとてもボクの人生に関係してきますが、この時点では利用しませんでした。

いくつか理由はありますが、当時のボクには債務整理があまり理解できていなかったというのが大きいです。

また、前述の通り対応がいろいろで、あまりピンと来なかったなというのも正直なところです。

借り換え、おまとめローン

債務整理はやらないと決めた決定的な理由がこちらです。
借り換え、おまとめローンの利用ですね。

色々と情報を集めていたときに、おまとめローンもいくつか見ていました。
そんな時、利用していたクレジットカード会社の一つから連絡がありました。

『借り換えローンに興味はありませんか?』と。
こんな言い方じゃなかったと思いますが^^;

膨らんでいる借金をなんとかしたいと思っていたし、方法を模索している途中だったので話を聞きました。

  • 複数の借金を一つにまとめることができる
  • 現在のボクの状況ならまとめた方が月々の支払いは減る
  • そうした方が借金の管理が楽になる、トータルの支払いは減る

すごく簡単にまとめるとこんな説明を受けました。

実際、もう4社以上のカードをリボ払い、キャッシングで利用していてにっちもさっちもいかなかったので、この提案はすごく魅力的に感じました。

そして、任意整理ではなく、こちらのおまとめローンを利用することとなります。

おまとめローン利用後

さて、おまとめローンを利用し、複数あった借金が一旦まとまり少し安心してました。
冷静に考えると、借金が減ったわけではないんですけどね、、、

それでもずいぶんは気は楽になり、安心していたように思います。

複数のカード会社から請求がくる、というのは想像以上に管理が難しく、毎月10日頃にくるのもあれば月末にくるのもある。

そのたびにキャッシングできるところから借りて返済して、みたいなのを繰り返してましたから。
これでコツコツと返済していけば大丈夫。

そんな思いで再度頑張っていこう、というところでしたが、まだここで終わらないんですね。

おまとめローンの罠、浪費リターンズ

ここは自分が反省するだけのところでしたが、おまとめローンでお金の管理がしやすくなったボクは、日頃の使える少しだけ余裕が出てしまってました。

実際は余裕なんかなかったはずなんですが。

おまとめローンはたしかにある意味では優れたやり方で、それ自体に良いとか悪いはボクには言えませんが、思わぬ副産物がありました。

それは、他のクレジットカードの借金を一旦おまとめしたので、残って解約していないクレジットカードたちはまた利用できてしまうということです。

結局のところ、飲みに行ったりする頻度がまた増え、浪費が加速していきます。

一度リセットされたクレジットカードでをまた使ったり、以前より少額になってもキャッシングも利用してました。

根本的に自分自身の生活スタイルが変わってなかったため、借金の総額は結果的に増える事へ繋がっていきます。

〇〇で〇〇万円稼げる!リターンズ

根本的にボクが変わっていなかったことを表すエピソードはまだあります。
情報商材詐欺です。

基本的にボクの頭の中、行動には『楽して簡単に稼ぎたい』『とりあえずなんとかなる』といった思考が染み付いていたのかもしれません。

一度情報商材詐欺にあったにもかかわらず、相変わらずインターネットで稼げる副業を探していました。

ちなみに、この頃に一度目のブログをやっていたことがあります。
半年くらいはやっていましたし、アドセンス合格ともしていて多少の収益はありましたが雀の涙。

言い訳でしかないですが、仕事も激務だったこと、『楽して簡単に稼ぎたい思考』のボクはほどなくブログは止めてました。

そして、インターネットで見つけた広告。

  • スマホひとつでいつでもどこでも毎日稼げる
  • スキマ時間で〇〇万円、毎月〇〇万円稼げる
  • 競争相手のいないビジネス

こんな感じですかね。

ホント自分の学習能力の無さに情けなくなりますが、ボクは借金を何とかしたいという思いでこの広告をクリックしてしまいます。

そして無料セミナーに行きます。

2時間ほどのセミナーでした。

詳細はまた別の機会にでも書くことあるかもしれませんが、結局のところ情報商材詐欺だったと思います。

上手な言い回しや、いかにもお金持ちそうな格好をした人たちがいて、稼げる手法とやらを説明してくれました。
そしてそのためのノウハウ、ツールが今だけ〇〇万円です!と。

愚かなボクは再びこういったものも契約してしまいます。

友人
友人

こ、今度こそ稼げたんだよね!?

一発逆転できたんだよね??

ミヤビ
ミヤビ

。。。。。。。

はい、歴史は繰り返します。
稼げることなく、〇〇万円の借金がまた積み重なります。

ちなみに前回の時もそうですが、特定の団体や販売している物自体がどうこういう気はありません。

もしかしたら、もしかしたらそれで稼げている人もいるかもしれませんし。
いや、いないと思うけど。

ですが、ボクの経験談から下記のような時は手を出すのを踏みとどまったほうが良いと思います。

  • 身なりがやたらと良い人ばかりいる
  • 商材がとにかく高い。数十万円以上の高額商材は基本怪しい。
  • どこか心のこもっていない笑顔の人たちが多い
  • 『あなただけ』『今だけ』と言って決断をあおらせる
  • 今手持ちの現金がないなら借金して商材のお金を払えばいい、すぐ取り返せると言われる

情報商材によって痛い目にボクは二回あいました。
『二度あることは三度ある』とビビりながら、今も生きてます。

もう騙されたくない、と思いつつも罠は日常にたくさん潜んでいるのでとても警戒しています。

そして、、、

さて、最終的にボクはどうしたか?

結論から言いますと、債務整理をしました。
その上、両親にもお金を借りて借金を一部返済しました。

それでも現在でも残っている借金を返済しています。

債務整理の話や両親、というか家族に打ち明けた時の事はまた別の機会にでも触れたいと思います。

情報商材詐欺の話もまだ深堀りできるのでいつか触れるかもしれませんね。

とにもかくにもおバカなボクです。
今でも、現在進行系でおバカだと思います。

ただ、それでも、もしも、今のボクが当時の自分の近くにいたら、ここまで大きな借金を背負わないように何とかしてあげれたかもしれません。

ボクはそんな思いで、『ボクと同じような目に合う人を減らしたい、無くしたい』と思ってブログを書いています。

ひとまず、今現在は残った借金を返済しつつ、新たな借金を増やすことなく何とか生活しています。
いろいろな人に感謝しきれてもしきれない思いで毎日生きています。

ボクの借金の歴史の大まかな流れはこんな流れでした。
次回以降に、債務整理の話などに、まだまだ掘り下げれる部分、語れていない部分に触れていこうと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました\(^o^)/

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